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2025年10月20日

メイクのりが悪いのはツールのせい?洗うタイミングは?

「最近、なんだかメイクのりが悪い」「コスメは変えていないのにうまく仕上がらない」。そう悩んでいませんか?その原因は、メイクツールにあるかもしれません。そこでこの記事では、メイクのりが悪いときにチェックしたいツールの状態について解説します。

 

<この記事はこんな人におすすめ>

・メイクのりが悪いけど原因がわからず悩んでいる

・メイクツールのお手入れは気まぐれ

・ベースメイクのクオリティを上げたい

 

“メイクのりが悪い”ってどんな状態?

 

“メイクのりが悪い”とは、主にベースメイクがきれいに仕上がらないことを指します。

 

・下地やファンデーションがムラになる

・下地やファンデーションが肌となかなか馴染まない

・厚塗りに見える

・粉を吹いたように見える

 

新しいコスメを使ったときであれば、ベストな量や使い方を見つけられていない可能性もあります。しかし、いつも通りのコスメなのにメイクのりが悪い場合は、ツールに原因があるかもしれません。

 

メイクツールは適切なお手入れが必要

 

突然ですが、メイクで使っているブラシやパフは、どのくらいの頻度で洗っていますか?「前回いつ洗ったか覚えていない」という人もいることでしょう。しかし、それこそがメイクのりが悪い原因かもしれません。

 

洗う頻度として言われていることは様々ですが、少なくとも、メイクのりが悪くなったり、肌当たりが悪くなったりしたら、お手入れが必要なサインです。また、以下の点もチェックしてみて、当てはまる場合も洗うようにしましょう。

 

・硬くなっている

・コスメの色やラメが混ざってしまう

・毛が広がっている

 

定期的に洗うほか、毎回使ったあとにティッシュや清潔な布で抜き取って形を整えておくと、次にメイクするときに心地よく使えますよ。

 

コスメの状態もチェック

 

ツールだけでなく、コスメの状態もチェックしましょう。特に、プレスト系のパウダー(フェイスパウダー、チーク、アイシャドウなど)の表面が固まってしまう、ケーキングという現象はよく起こります。

 

肌にスキンケアの油分や保湿成分、皮脂がある状態で、ブラシやスポンジを使うと起こりやすくなる現象です。対策として、スキンケアが肌に馴染んだあとにメイクをすることや、ティッシュオフしてからメイクをすることを心がけましょう。

 

既にケーキングが起きてしまっている場合も、表面の固まってしまった部分を削り取れば、問題なく使えますよ。

 

※ケーキングとは、パウダーファンデーションやチーク、アイシャドウなどの表面が、汗や皮脂、スキンケアの油分などが原因で固まってしまう現象のこと。

<まとめ>

メイクのりが悪いと、コスメやスキンケアを疑いがちですが、意外とツールに原因が隠れているかもしれません。メイクのりの悪さに悩んでいる人は、ぜひこれを機に、メイクツールの状態をチェックしてみてくださいね。